照明器具の取付時に天井の接続部をカバーし隠す部品です。

ヒンジ開閉型。樹脂バネを使いメーカー違いによる微妙なコードの太さ違いにアジャストします。角丸兼用。

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※開発のポイント（射出成型）

現状世にあるシーリングカバーは2つ割りの物で、接続部を両側から挟み込みはめ合わせる物でした。高所での作業の場合このはめ合わせの位置がなかなか合わずに結構苦労した記憶があります。

この様な高所での作業性を考え、より簡単に出来るはめ合わせ方法を考えました。

それがヒンジ式（蝶番式）です。製品の片側をヒンジ部で繋げ、折り返す事で面倒なはめ合わせを片側だけにしました。また、片側の位置が決まっているので、閉じるだけで位置が合い、はめ合わせが凄く簡単に出来る様に成りました。

このシーリングカバーは天井の際に固定しますが、その固定方法はコードを挟み込む事で固定する方式でした。しかしながら照明メーカー様、電気部品メーカー様ごとにコードの太さの仕様が微妙に違いメーカーによっては、ずれ落ちる可能性が有りました。

そこで採用したのが、樹脂の元々持っている弾性や反発力を利用した樹脂バネ方式です

固定部にスリットを入れて挟み込む事で、微妙な太さの違いをアジャストしてくれました。

お客様のご要望であった角形状、丸形状のどちらも合うように設計してご満足頂く事が出来ました。